2008/03/25
地下都市を後にして
洞窟レストランで昼食をとり
ウチヒサール・きのこ岩・三美女の岩等を写真に収め
雪の舞うカッパドキアは一層神秘の世界へと
凍える中のドライブ中すっかり独自の世界
キリストが追いやられた頃を探求しはじめていたのだった!
今日は洞窟ホテル
きっとその頃の体験が実体験されるのではと
心浮き浮き状態でホテルへと急いだ!
19世紀に建築された屋敷を元に
伝統的なオスマン建築の装飾で修復
カッパドキア独特の自然の素晴らしさを満喫出来る部屋を
独り占め。。。
いやいやあのキリスト教徒が追いやられてしまった時代へと
ふみちゃんは時空を飛んでいたのだったぁ?
雪の中ホテルの周辺を散策
モスクではコーランが響きイスラムの色が少し匂って来たが
やはり何故かキリストが頭から離れないで居る
18時も過ぎると薄暗く
観光客は誰一人も居ないのか!?
街は静かに銀世界へと染まり始めていた
迷子になりそうな空気に陥り
慌ててホテルへと戻った
洞窟タイプの軽食サロンで夕食をとり
そしてスイートルームへ?独りでは余りにも広すぎるが
いろんな部屋の空間を満喫しながら
時代錯誤に陥ってしまっていたぁ?
夢は観なかったような観たような?
宙に浮いた感覚から覚めないで
朝を迎えてしまった?
天候が気になり窓から覗けば
雪は止み一面銀世界?
真っ青な大空にギョロメの風景は
ふみちゃんのハートを満喫していた!
カメラを片手に廃墟となった洞窟の家の跡を
転々と走り回っていた?
野良犬に絡まれながらも・・・
雪の中を犬達と走り回っていた(笑)
朝食の時間に合わせ移動しながら
舞い戻りお迎えのバスが来るまでの間を有意義に過ごそうと
部屋に戻り歯を磨き始めた時に・・・
怪奇事件が発覚したのだったぁ!
左手薬指の第一関節の所から血がボトボトと・・・
最初は歯から血が少しと思っていたが
血痕は留まる所を知らず
滴り落ちてゆく?
一体何処から・・・
誰も居ない部屋を見渡し
床にも血痕が?
これはぁ!
自分の指を見てビックリ仰天!!
チクリともしていないのに
何故・・・そして薬指の第一関節から
どうしてこんなにもの大量の血が?
地下都市でキリストの血が流れていると感じてしまった時から
きっとふみちゃんは?
貼り付けにあったキリストの手の釘の跡のようにも思えてくるような
そんな傷跡である?
続く