がっかりだった諏訪大社・・・

長野まで車をぶっ飛ばし行くはずだったのが
昨夜から気乗りしないのは如何に・・・
身体が反応しない
朝も悶々としたまま
あ?ぁぁぁ! この重だるさはいったい・・・

諏訪市に入って行こうとしたときに
雲一つなかった大空に薄龍雲が登場・・・
きっとあの下だと
思い車を走られる

下社秋宮
境内の中に入ったとたん
足が止まり涙が溢れ身動きが取れない
無念が私を包み込む
地の底からこみ上げて来る真っ赤なエネルギーは
何を意味するのだろうか・・・
出雲から諏訪までの経路の中での生き様が甦る
今の世の中を象徴しているのだろうか
戦がはじまる
そんな気がしてならない・・・
しめ縄を見て出雲大社が目の前にあるように思えたが
意気込みが無い
先月の元出雲の旅を思い出すが
あのルンルンさが全くないのはいったい・・・
宝物館の前に小さな祠があったが
その祠からくるエネルギーの微妙な波動が
私を癒してくれた
神との会話を数十分程したような・・・
心は軽くなり秋宮を後にした

春宮へ
本来はここに神様が移されているらしいが
気配すら感じない
鳥居をくぐる前に髪の毛が逆立ちして
奇妙な気配
おんばしらもこぢんまりとして勢力争いに負けたのが
象徴されているようで

上社本宮へ
観光地となってしまっている
団体さんを見るなり本宮へ行く気がなくなり
山の方へ向かった
浪除鳥居を出たところに
禊ぎ場が
でもそこで鍋を洗っている人の姿を見て
頭は真っ白・・・
その上に
 ”富士の浅間神社”
の小さな祠が・・・
石仏が並び情緒ある光景だが
余りにも悲惨
その上にある
”大國主尊社”
にも手を合わせたが
廃墟としか思えないずさんなお社に絶句
ギンギラとしたお社には神様はいなく
神様は奧でこっそりと潜まれている
巫女さんがお守りされているよう・・・
その右手にある氏神様
とても大きなパワーで圧倒されそう
前に引き込まれてしまいそうな位のパワーに感動
本宮はお詣りしないで
前宮へ
古墳で覆い尽くされた前宮は胸の苦しさで息を呑む
なんで???
ここはいったい
哀しいが黄泉の国そのもののような
出雲がやはりここまで引きずっていたような
私は時空を超え何を探ろうとしているのだろうか!
私達人間の心の現れが表現されているだけなのだろうが
余りにも無惨ではないだろうか
哀しすぎた
私の顔は一日中ひきつり狐顔だった気がした