2001/05/09
今年の五月祭は雨天
そう思っていたが
なんと
第一部
地鏡浄業「きよめ」
般若心経を唱え始めたとたん
薄明かりが・・・
天を見上げ続け
だんだんとお月様は
顔を覗かせ
美しい満月の姿に
感激の瞬間であった
お月様の横にはUFOの姿も・・・
第二部
月華精進「はげみ」
の瞑想・・・
やはり毎年の事だが
心躍らされる
石畳の上に胡座をかき
座った瞬間から身体は動きはじめている
いつもよりエネルギーが
強く感じられる
ハーモニーで
唱えられる
スリランカのお経の中へ
12時迄祈りが続けられた
心は落ち着き
邪念がひとつずつ外されていくようだ
第三部
焼天明覚「めざめ」
護摩の火の勢いは
今年の地球の様子を
伺えるように思えてならない
一挙に吹き荒れる
そんな気がしてならない
いつもの炎の穏やかさがない
『心の書』を全員で唱え
ひとりひとりの我欲を浄化
尊天こそが本当の自分自身だと・・・
尊天に近づくよう邁進するときに
心身は大光明に満たされ
安らぎと慶びに
全身全霊が甦り
地上に魂の夜明けを迎える
新しい自分と出会える瞬間でもある
そんな気がする
毎年私のクライアントの参加人数が増え続けている
今年は特に始めての方々が多く
悪天候にも関わらず参加頂き
嬉しく思っている
又心から喜んで頂き
私自身満足
下山の時は雨天だったが
奥の院から貴船まで足を運び
睡眠不足で疲れもあったと思うが
心は弾んでいたと
奥の院で更に心身を清められたと・・・
ティピーに戻りお昼から施術
そのクライアントも
なんと
鞍馬信仰者だった
数十年前は
毎月
夜中に鞍馬山へ参拝
奥の院で夜を明かしたと
言われていた
その頃のこぼれ話もしていただいたりで
鞍馬の歴史を感じさせていただいた
真冬も全く寒さは感じなく
そして又雪に出会った事が無かったと・・・
摩訶不思
当年とって70数歳・・・
若かった頃を思い出され
今思えば怖いモノ知らずだったなと
そう言われていた
真夜中にお参りする事に意味があったそうだが
今の私にはとても不可能だと
思ってしまった
信心深い方々がその頃は大勢いらっしゃったと・・・
ぼそりと
やっぱ信仰心と言うのは薄れてしまっているのかなと
考えさせられてしまった
なが?い鞍馬一色の一日は過ぎて行こうとしている