今年も・・・白山登山

春日大社での御山参拝を経て
2日後にまたまた白山へ~
白山中居神社から10日間で
聖地巡りをここまで強硬に行った事は
今まで嘗て無かった事だろうと~
何か焦りでもあるのだろうか?
偶然にもそう成ってしまったのだろうか・・・
余りにも集中していて
自分自身でも不可思議であると~

今回の白山登山は
孫二人とクライアントさん達の
計8名のパーティーであった!

半数は初めての登山で
8~10時間は覚悟の上での登山であったが
案の定登り降り10時間の時間をかけての登山と成った!

私自身この度は
ひとつの賭けでもあった・・・
膝の損傷を負った婦人で
お初の登山・・・
しかもあと僅かで
70の声が聞こえる高齢の方である~
そんなクライアントさんをお連れしての登山
孫の事も気には成ったが~
クライアントさん親子に
下記のような思いの願掛けを~
自信と自立の祈願
私ひとりでは無理だから
何度も白山を共に登ってもらっている
クライアントさんに助っ人を頼み込み・・・
上記の言葉を
私の心の糧に!

いつもと志が違い
慎重に慎重を心がけてのサポートが続いた・・・

気合が入っていると言うのか
彼女の後ろにピッタリと就く
足に向けての遠隔~
遠隔を入れ出すと私自身も
足はかなり楽に動け
いつもよりも軽やかな足取りと
不思議な感覚である~
宙を舞うそんな感覚だろうか
先を歩くよりも
ピッタリと後ろに就く方が
理に叶ったポジションであると・・・

中飯場迄のタイムがびっくりする程
早かったので
これは室堂まで確実に到着出来ると~
そんな風に思えた!
ある意味快適であった



しかしぃ・・・
やはり疲れが徐々に出始めて来たのか~
甚ノ助小屋迄が
なかなか辿り着けない~
二年前5才児の孫を連れての
道のりが蘇ってくる。。。
今年は
快適に孫は甚の助小屋迄到着!
昼食をとり
黒ボコ岩を目指して歩き出す・・・
多くの高山植物が話しかけてくれるようで
こころを癒してくれている
毎年なのだが
やはりホッと安堵する~





そんなひと時が
こころのゆたかさを増してくれるようで
今ここにいる価値観が増してくる~

今年も下山途中で
負傷の登山客と遭遇!
少し手当をさせて頂き・・・
通りすがってゆく~
そして
また今年も永平寺の御坊様と
遭遇!!
白山と永平寺
魂の繋がりがあるのだろうか

いろんな方々との擦れ違いで
言葉ひとつの掛け合いに
こころが和む
ふるさとに還って来た
そんな感覚になっているのだろうか~
山の友に合掌

黒ボコ岩
ようやく到着!!
ここまで来たら
あと一息。。。
広大な白山の奥ノ院の入口に
ようこそ~
参道をいっきに超えてゆきましょう~

最後の磐の急斜面を登りきれば
室堂到着!!

10時間に及ぶ時間を費やして
ようやくゴール
涙々のゴールであった

きっと何かが吹っ切れたかと
そんな風に思える瞬間であった~

続く