父の旅立ち?2

天界からの使者との契約が
はじまっている?
ようやく父は今の状況を把握させられたのだろうか
一生懸命に手でああでもないこうでもないと
いい払っていたように思えてならない?
周りの皆は
TVドラマで見るようなそんな光景で
叫んでいる?
ふみちゃんはさめた感覚なんだろうか
三次元に居なかったような
そんな瞬間でもあった?

父の最期の言葉 「もうええ。。。」
その時の目の眼力の強さは 心底まで貫き
父の思いが何時までも突き刺さっている?

朝10時半に病院を出て自宅に?仮通夜。。。
御詠歌を皆で唄い
悲しみを誘っていたようにさえ思えた

その時はじめて…父との想い出をおもいおこしていた?
二十歳の時に家を飛び出し早30年に?
良い想い出などひとつも無かったなぁ…
今でこそ要約私の仕事も認めてくれつつあったような
そんな中…十周年のパーティーに来ていただき
ありがとうございましたぁ?
あの日の帰りから足の浮腫が。。。

痛みだけ無い状態で最期まで。。。
そう成れた事で こころ はいっぱいで

父の身体から光の粒子達が ドンドン天へと向かい
登りつめてゆく
キラキラの世界が見えている?
父の地球服の周りは別世界が用意されていて
そこだけ空気の層が違っている?
いきなりコーザル体迄駆け登ったのか??
ハイヤーセルフと繋がっているようにさえ思えた

光の世界へようこそ! そんな言葉が突いて出ていた

通夜と告別式の用意をする為にフラワータウンへと急いだ
長男に運転は任せたがぁ…
数メートル先は霧で視界ゼロ状態?
別世界を見てしまったような??
着物を谷上に持って帰り半襟を付け替え
大急ぎで身支度
一睡もせずに時間は大急ぎで過ぎ去っている
お風呂タイムだけが唯一の癒しの時間だった

お昼頃に実家へ到着
最期の義 を・・・
映画の おくりびと が流行ったからだろうか?
そのシーンが目の前で 息を呑む瞬間であった
オイルマッサージをされてゆく姿の美しさは
また格別なものと成った
二十歳位に戻ってしまわれたようで
西国の札所巡りの朱印帳を
棺の周囲に巻きつけ
花と酒に囲まれ
 合掌

霊柩車に? クラクションが鳴り響いた・・・

続く