父の旅立ち?

4月の入院時に余命2ヶ月と先刻され
刻々と月日が流れていた?
父との想い出を作るための
日々でもあったようにさえ思われ
検査入院時に
終末医療をどうすべきか
かなり家族との意見の相違で
苦しんだが
無理やりだったのだろうか
私や妹が推薦する
自宅療養を選んでもらい
それから週に約2日の
ヒーリング通いが始まった
ヒーラーとして何が出来るか?
延命はしたくない
しかしぃ。。。
痛みの無い状況が可能であれば?
ただそれだけを目標に
何処まで出来るのか…チャレンジ!!

15日の日付変更から約1時間後に
電話の呼び鈴が鳴り響く
母からの電話で
まだ意識はしっかりとしているが・・・
どーする?
直ぐ病院に行くよ?
妹に電話を掛けて
明石に駆け寄った。。。

父は みんなどないしたんや!
   こんな遅い時間に?
   早よ帰らんかー
   なんで部屋を移動したんや! 
と怒りの言葉の連続で
私達は困ってしまっていた?

父の病状は
末期癌・・・痛みは無く
足の浮腫だけが目立つ?

入院一週間が経とうとしていた?
入院する二日前迄は車も運転していて
父にすれば
まさかの状況?

あと一週間もしたら退院や!
そんな言葉が口癖で・・・

前夜も夕食のお粥を食べ
普通に過ごしていた

しかしぃ?
ふみちゃんの身体はボロボロ状態
頭の詰り
そして耳が閉まってくるこの閉塞感
腰から背中にかけての異常な痛みは
日増しに膨らんできていた?

ピークに達してから
徐々に身体が抜け落ちるように
軽くなってくる。。。
地球服を脱ぐ準備が整ったのか?
処置室に駆けつけたときは
少しふみちゃんの身体は
嘘のように楽に成っていた?

夜が明け始めてきた?
呼吸はまだ安定している
意識もしっかりしていて
大丈夫そうに見えるが
ドクターは後数時間だと?
子供たちに おじいちゃん危篤
のメールを?

父の兄弟そして孫達が駆け寄り
部屋はいつの間にかいっぱいに?

どんどん衰弱状態はスピードを増してきている

水晶体の綺麗な目が光っている?
もう見えていないのかっ・・・

横たわっていた身体がムクッと起き上がったような
そんな気配の中
父は向こうの使者からの会話を始めていた?
魂は肉体から離れお迎えの方々の誘導に従われるように
身体は自然体のまま?

三次元の皆は最期の別れを?

続く