2004/02/18
内宮への登り口の所でミコトさんは待っていてくれた
何度も何度も切り返し誘導を
やっとの事で登りつめることと・・・
で奥様が待つ所へと行くと
二人の目はテン状態に??
雨とみぞれと雪が降る中
大の字 で倒れ込んでいる
えええ?。。。
ドロドロの状態で車に乗って欲しくない
っと言う思いが駆け巡る?
日差しよけのシートを敷き
そして背もたれの所は毛布でかこみ
ドロドロになったジャンバーは脱いでもらい
三人で抱え込んで後部座席へ彫り込むような状態で入れた
何だか人間扱いじゃないような(苦笑)
何故倒れ込んだのかを奥様に説明してもらったら
誰も他にいないのに
いきなり投げ倒されたと・・・
彼の意識は鬼退治の時の意識から離れられなかったのだ
時空間の概念が無くすんなりと一千四百年程前に飛んで行ってしまっている
この大江町が鬼で栄えていた頃に
投げ倒されても痛みが続きのた打ち回っていたと?
奥様はどうすることも出来なく
ただただ私達が戻って来るのを待っていたと・・・
話を聞きながらまだ飽きずに私達は鬼の足跡の方へと向かっていた
巨石のストーンサークルが立ち並ぶ所で
壮絶そのもの・・・
彼を車に残し私達三人で少しだけ散策を楽しんだ
又ゆっくりとここは探求にかなければいけないと!!
言い残し駐車場へと急いだ
彼は正座をして寒さに耐え凌いでいた
ガタガタと震えこれは・・・
おソバでも食べに行けば大丈夫かな!?
鬼ソバを食べに?
変わった四人組が入って来たもんだと
きっと思っただろう?
テーブルに付き座ったが彼はドンドン進化を続けた状態のままであった
そしてトイレへと何度も足を運ぶのだが
意識が全く違った方向へいってしまい
用を足せないでいる
そうこうしている内に気力が抜けていく
座ることさえももう限界となり
私は人目を気にせずヒーリングを
そしてパチンと大きな音をたてた瞬間
周りは一斉に私達を凝視した
そして話声さえもしなくなり
一瞬にして店の意識が変わったが彼の意識は最悪状態へと進んでいた
きっとあの状態で有れば救急車ものだったが
普通にお勘定を済ませ
気絶しかかった状態で私とミコトさんで担ぎ
駐車場へと急いだ
出ていく時は他のお客さん全員が総立ちで
出入り口をお客様がさっとかけてきて開けてくださったと
ミコトさんの奥様はかなりの視線をそのまま浴びて恥ずかしげに
店を後にしたと
続く