壮絶・・!?丹後の旅!!外宮?内宮編

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またまた障子の中へと消えて行った彼は
いきなり何かを壊しかかったようなモノ音をたてたと思ったら
扉が・・・
何十年ぶりと言わんばかりに
無理やりこじ開けられた
観音開き状態になった扉にもたれかかって
彼は瞑想状態に又しても入ってしまった
倉は風通しも良くなり
濁った空気もスッキリとなり
何かが吹っ切れたような感じと成っていった

全国のお社を一社一社巡りながら
歩んでいたら
彼はとてもきついから
通り過ぎるだけで良いですか!?
と・・・
取り合えず何事も無かったかのように
私達は外宮を後にした

内宮へ・・・
山を登りながら気を感じ
外宮とは全く違い心地よい感覚に・・・
厄神社へと向かった
磐座が広がり
ペトログラフの文字が刻まれ
誰しもがその磐文字に目を引くだろうと
そう思う・・・
そんな風に思って足を進めていたら
彼が磐にもたれかかり原点に入り込みはじめていた
ミコトさん夫妻と私はまたはじまってしまったかぁ?
と思い軽く見ていたら
ドンドン彼の状況が変化しはじめていた
大和朝廷の歴史的な流れをここに来るまでの間に
車中で話し込んでいたのが痣となってしまったのか
彼の意識の中ではきっと反乱を起こしてしまっていたのだ
今丹後の地に立ってそしてこの磐座に触れながら
絶叫し謝罪がはじまっていた・・・
鬼伝説!!
鬼の意識にコンタクトしている
魂はドンドン鬼に支配され大変な事態と成りながらも
秩序を辛うじて守っていた!?
鬼とのファーストコンタクトを終え
内宮のお社巡りがはじまった
ここでもやはり彼はきついらしく
さざれ石に触れてちょっとエネルギー補給をと
私は指示した
何とか一周巡り
いつもの感覚とは違っていたが
私自身は楽しかった
氷室ヶ嶽へと向かおうとしたら
急に彼はもう歩けないと・・・
私達だけで行って来て欲しいと??
雪が舞い散る中一人残し
天の岩戸神社へと急いだ
ここに降り立つのは初めてだと
ミコトさん・・・??
えええ・・・ホント!?
とビックリのふみちゃん
鎖をもち登りつめ参拝を
壮大な感覚を目の辺りにして
ご夫妻共満足そうにされていた
もっとゆっくりしたいが
やはり彼を一人残して来たのが気になり
大急ぎで戻った・・・
彼はもう限界だと
歩けないと言い始めていた!
私は車を取ってくるからと大急ぎで駐車場へと
ミコトさんは天の岩戸神社の方へと足を運んだ
続く