2002/10/24
ガンゴトリーへようやく着いた
運ちゃんにはホント感謝だった
きっとヘトヘトだろうな!!
私はいたって元気!?
標高3千m級地点に到着して
寒気が全く無い
上からコートも着ないでも暖かかった
いったい私の身体は??
きっと喜びでいっぱいだったからだろうか
でもでもよーく考えると呼吸が違っていた
やっぱ丹田呼吸法を使っているような
自然とそうなっている事に気が付き納得した
まあさんやガイドさん達は寒い寒いと
凍えていた・・・
明日の予定を組みにガイドさん
馬を予約に行ったようだ
ほんとうに大丈夫かと聞かれ
大丈夫と言ったが
ガイドさんは行く気持ちは薄れていたような
往復36キロを一日で・・・
途方にくれていたのだろうか!
夕食を食べベッドについたが
ダニの対策に大わらわ
ビニールを引き詰め上からはコート
電気も消えキャンドルを
ガンゴドリーならではの夜を迎えた
目を閉じればインドの神々の姿が舞い降りて来られた
これは夢??
いやいやまだ起きている
ブッダの姿が消えたかと思えば今度はクリシュナ
そしてシヴァ神・・・
会話をしていたような?
うなされながら変な朝を迎えた
まだ横たわっていたい
そんな感覚のまま
出かける用意を
馬引きの子供が私達を案内
スタート地点に立つまでにまあさんとガイドさん
高山病に・・・
ガイドさんはちょっと苦しそうって感じだったが
まあさんは全く一歩も動けないようだ
取り合えず5mでもいいから階段を下りて!
と言って下りてもらった
腹式呼吸をしてひとまず落ち着いてきた
階段を登るスピードについていけなかったらしく
息が切れてしまったと
馬引きの方々はきっとあきれ顔だったと
これで一日馬に乗って
36キロを行って帰って来れるのだろうかと
思ったに違いない
まあさんはあきらめ模様・・・
のんびり中間地点まで行けば山小屋があるから
無理であればそこで休んでいればと言う事で
ようやくスタート
私の馬はけっこう暴れ馬で暴走するようだ
手取足取りのまあさんに比べ
なにもかまってくれない
馬に乗るのも勝手に・・・
そんな感じ
御来光を浴びながらの道のりがはじまった
写真も撮りたいがタイミングがとれない
馬と一体化に成らなければと思いながら
慣れない乗馬を試みる私達3人・・・
数キロ行ったところで馬を下りたいと言って
おろしてもらい一人で歩き始めた