2001/07/14
今帰仁城跡を後にして
ヒーリングルーム“シャンティー”へ
雨雲が先導して導いている
止まった空間から
異次元世界へと
誘われていく
そこは
やんばるの地域
山に囲まれ
小鳥たちの声が
木霊する
本当だったらはこの地域に
今帰仁城を建設予定だったとか・・・
山が適しなかったので
残念したそうだが
その横には
もとぶ富士が聳えている
今度訪れたときには
もとぶ富士に登山
山が空洞になっているとかで
とても楽しみ・・・
夕日を屋上で眺め
鳥たちの家路を急ぐ姿が
目に付く
夕食をいただき
沖縄満喫
ゴーヤチャンプル
熱帯魚みたいなお魚を
ニンニクをベースにしたムニエル風に・・・
ゴーヤのサラダ
お刺身
こんな感じの夕食
家庭料理とはちょっと違って
プロ並みの味付け・・・
おいし?い!
シャンティーのヒーリングルームで
一泊・・・
さあ寝よう!
って思って横になり
タオルケットをかけ
目をつぶろうと
すると
私の周りをくるくると・・・
何かが来るぞ!
って思った瞬間
見えない何かが
タオルケットをするすると
めくりはじめている
私は必死にタオルケットを押さえていたが
相手は身体のない子供?
そんな感じがしている
いたずらっ子で
愛らしい
時間を忘れて
遊んでいたようだった
そうこうするうちに
豪雨が・・・
雨と共にいたずらっ子は去っていった
スコールもやみ
山に朝が訪れて来た
屋上に一人たたずみ
御来光を・・・
鳥たちの鳴き声で
一日の新たな始まりを告げる
山を木霊する鳥たちの声は
豊かな山の精霊を呼び覚まし
木々達が一斉に合図をするかのように
風が吹き小枝を揺さぶり
葉と葉が重なり合う音が山中を駆け巡る
やがてニワトリが鳴き
セミの声が一斉に合唱し始める
そんな中もっと耳を傾けると
鳥たちの羽の羽ばたく音が聞こえ出す
大空を必死に飛び回っている姿が
とてもかわいい
ここに来て!
ってささやくと
鳥たちは屋上の策に整列しはじめている
変わったチョウチョも一緒に・・・
私は異次元の世界へ
いやいや
大自然の中にとけ込んでしまっていた
ながーいながーい夜明けをむかえ
夜中の出来事を打ち明けた
すると
子供みたいないたずらっ子は
キジムナーだと・・・
木の聖霊だそうだ
百年以上の木には
聖霊が宿ると言われているらしい